私たちのものづくりに共感していただいた各分野のプロフェッショナルとともに、こだわりや思いを詰め込んだ「長く愛用できる道具」をカタチにした新しいものづくりのかたち。
シリーズ第三弾は、プロダクトデザイナーの秋田道夫さんと再びコラボし、ミニマルなスマホバッグと縦型のトートを作りました。直営店限定アイテムです。
プロダクトデザイナー 秋田 道夫さん
1953年大阪府生まれ。愛知県立芸術大学美術学部デザイン科を卒業後、デザイナーとして、ケンウッド、ソニーに所属。その後、1988年よりフリーランスのプロダクトデザイナーとなり、現在に至る。信号機(省力型フードレスLED車両灯器)など公共製品をはじめ、六本木ヒルズのセキュリティゲートから、カトラリー、湯呑みなどの日用品まで、幅広いデザインを手掛ける。
前回のコラボアイテムを継承した端正な佇まい
「普段、バッグを持ち歩かない人が持ちたいバッグ」というコンセプトや、ミニマルで端正な佇まいは前回の「Nothing」を継承。「スマホを持ち歩く」というシンプルな用途を叶えるスマホバッグです。
カッチリとした箱形でありながら、フラップ部分のゆるやかな丸みや革のなめらかな質感で優しい印象も与える、ありそうで無い形に仕上がりました。
フラップの端は革を内側に折り込んでいるので指が掛かりやすく、スパッと開くことが出来る心地よさは、秋田さんがこだわった部分です。さらに、角をなくし曲線にしてあることで、指を入れてスマホを取り出しやすさにこだわりました。
革の特性を生かした「かたやわらかい」シルエット
佇まいは端正でシンプル、ピンとした美しいシルエットを実現。強度がありながらしなやかで、きめが細かく手に馴染む高品質なカナディアンキップレザーを、贅沢に一枚革で使用。見た目はシャープなのに手で触れる部分はほのかに丸みを帯び、革の温かみを感じる「かたやわらかい」独自のシルエットを生み出しました。
ものづくりストーリーをブログでご紹介
シリーズ誕生の経緯や、秋田さんとのものづくりのプロセスをTRION NOTEでご紹介。製品完成にまで至るプロセスや、秋田さんのコメントなども掲載しています。ぜひご覧ください。
>ものづくりストーリー(全3回)はこちら。