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    CONCEPT

    “道具”として寄り添い続ける

    私たちはバッグを“道具”として考えます。

    “道具”は、使い続けることで愛着の湧くもの。
    私たちの手を離れ、皆さまの手に渡って
    色々な場所に出掛けたり、時には汚してしまったり、
    長く使ってもらうことではじめて
    愛着をもたれる“道具”となってほしい。

    そのために私たちは、
    ブランド立ち上げから積み重ねてきた
    丈夫な革へのこだわりから
    メンテナンスや修理などのアフターフォローまで、
    真面目に、実直に、良心的に取り組み、
    これからも寄り添い続ける
    モノづくりを行っていきます。

    BACKGROUND

    • 野球グラブ
      はじまりは野球グラブから
      私たちは、1968年に雑貨商社としてスタートしました。その後、大手スポーツブランドの野球グラブ製造をメインに、ラクロスやアイスホッケーのグラブ製造に取り組んできたファクトリーメーカーです。野球グラブは、30以上の細かなパーツを繊細な技術で組み合わせることで作られます。そこで培った技術と日本のものづくり精神を活かし、1998年にオリジナルバッグブランド「TRION」をスタート。ベースがグラブメーカーだからこそ、バッグ業界の常識に囚われないモノづくりを実現しています。
    • レザーバッグの製造
      継承するモノづくりの心
      私たちのモノづくりは、タンナーとの素材開発から始まり、日本での商品企画を行い、フィリピンの自社工場で製造します。フィリピンでは日本人による技術指導と生産管理を徹底し、技だけではなくその心を伝えることで日本のモノづくり精神を継承してきました。
      ※タンナーとは 皮から革へカタチにする、革製造メーカー。
    • レザーバッグの製造
      「もったいない」精神から
      生まれたバッグ
      バッグづくりのきっかけの一つが、グラブ製造の際に必ず出る革の端材。高品質で丈夫な革を使っているのに、それをただ処分してしまうのはもったいない。工夫することで何か新しいことができないかーー。そんな思いから生まれたバッグは、アップサイクルなモノづくりとして、今でもPANELシリーズをメインに引き継がれています。
    • レザートートバッグ
      適正な価格の理由
      私たちのバッグは、その丈夫さと品質の良さがお客様から評価され、この価格では安すぎるのではないか、とご意見を頂くこともあります。なぜこの価格で提供できるのか。それは、もともと手工芸であるバッグを、海外において工業製品として均一に作るシステムを独自で作り上げてきたから。快適な職場環境・設備の改善を常に行い、従業員のパフォーマンスの向上と、上質な素材のみを使用した“道具”としての使いやすさを追求。そんな真っ当なモノづくりを、お客様に飾ることなく提供したい。だからこそ実現した価格です。

    PEOPLE’S BUSINESS

    • トライオンで働く社員
      バッグを作り、人を育てる
      私たちのバッグは、国を超え、何人もの人の手によって作られるため、お互いを尊重し寄り添う心がないとできません。人間が作るものは、結局は心が伴わないと良いものはできない。一人一人がより良い方向を考え挑戦し、能力を磨き、やり抜くことを尊重する。そこから生まれるバッグづくりこそ、まさに「ピープルズビジネス」です。
    • トライオンで働く社員
      「お世話になります」の気持ちで
      1988年にフィリピン工場、2007年にベトナム工場を立ち上げたトライオン。その場所で作る環境を与えてもらえた、という「お世話になります」の精神を常に持ち、現地の文化や風習を尊重しながら、一人一人の技術向上と多くの雇用を生み出してきました。また創業当時より、能力に見合った登用を推進し、トップを始めとして女性が数多く活躍する風土を構築。事業活動を通じ地域社会の成長と発展に貢献する思いは、今後も持続し続けます。
      これからも私たちは、国を超え、一人一人の“個”が活かす、“個”を活かしたFACTORY & MAKERを目指します。