春の野球シーズン開幕に向けて、野球グラブの製造技術を活かし、私たちトライオンだからこそ実現した特別なデザインのトートバッグを作りました。日本向けのグローブ型を初めて採用し、プロ野球選手も愛用する内野手用のグラブパターンをバッグに落とし込んだ、まさに“革新”の一品です。
日本向けグローブ型を活かしたデザイン

このバッグの最大の特徴は、日本向けのグローブ型を採用したことです。これまでアメリカ向けの型が主流だったグローブバッグですが、日本仕様のシャープなラインを活かすことで、より洗練されたデザインに仕上げました。開発を手掛けたのは、私たちのグラブ作りを支える熟練の技術責任者の佐々木さん。彼の経験とこだわりを細部まで詰め込みました。


グローブの象徴的なディテールを再現

バッグにはグローブの象徴的なディテールをふんだんに取り入れています。特に、親指から人差し指の間にかけての特徴的なパーツを活かし、グローブそのものの個性を感じられるデザインに仕上げました。さらに、立体的なグローブのフォルムを平面に再構築するために、パタンナーが何度も微調整を重ね、絶妙なバランスを実現。まるでグローブの背面をそのまま貼り付けたかのようなユニークな作りを目指しました。

ハンドル部分にもグローブの縫製技術を活かし、ハンドルの縁を革でぐるりと巻き込み、裏で丁寧に縫い付けるという手間のかかる製法を採用しました。そのおかげで、耐久性と高級感を兼ね備えた仕上がりになり、長く愛用できる一品に仕上げています。
使い勝手を考えた機能性

開口部にはジッパーを備え、荷物をしっかりと守れるようにしました。また、ジッパーの引き手に野球のバッドの形を採用するなど遊び心もプラス。背面にはスマホやカードケースを収納できるオープンポケットを設け、すぐに取り出せる利便性を考えています。

正面のグローブパターン部分はデザインだけでなく、オープンポケットとしての実用性も兼ね備え、パスケースなどサッと取り出したい小物の収納に便利。
収納力と実用性

収納力にもこだわり、13インチのPCやA4ファイルが余裕で収まるサイズ感を実現しました。さらに、マチが約13cmとたっぷり取られているため、日常使いだけでなく、旅行や出張にも対応できる実用性を備えています。内装にはベロア調の生地を使用し、バッグの中まで高級感を演出しました。


シックなブラックカラーを基調としたデザインは、カジュアルなシーンだけでなく、ビジネスシーンにも違和感なく溶け込みます。洗練されたフォルムと機能美が融合し、オン・オフを問わず幅広いシーンで活躍するトートバッグです。
本革の魅力と経年変化
素材には、グラブレザーの中でも特に上質な北米産のスムースレザーを選びました。しっとりとした手触りと美しい光沢を持ち、使うほどに味わい深いエイジングを楽しめます。時間とともに革が馴染み、より自分らしい表情へと変化していく過程を楽しめるのも魅力のひとつです。

グローブ職人のDNAを受け継ぎながら、バッグブランドとしてのクラフトマンシップを注ぎ込んだ「グローブパターントート」。長年の相棒として、あなたの日常に寄り添い続ける一品を、ぜひ手に取ってください。