トライオンスタッフが、映画『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台になった、アメリカのアイオワ州のトウモロコシ畑に囲まれた野球場を訪れてきました。
ケビン・コスナー演じる一人の平凡な農夫レイが主人公の『フィールド・オブ・ドリームス』。そこで描かれるのは、周りから呆れられながらも信念を貫く男とその家族の姿。
冒険することなく人生が終わることをずっと恐れていたレイは、不思議な声に導かれ、自分のトウモロコシ畑を潰して野球場を作り、さらに旅に出ます。
レイの旅と野球場の建設が彼自身の過去や家族との関係、特に亡き父親との和解の物語であり、夢を追い求めることの大切さや、家族愛、和解がテーマの心温まる映画です。
トウモロコシ畑から往年の選手が登場し、野球を始めるシーンが印象的でした。
レイが作った野球場や、家や観覧席など映画のセットもそのままに、今でも現役で使われている野球場。
昨年にはMLBの公式戦も記念ゲームとして開催され、映画さながらに選手がトウモロコシ畑をかきわけて登場するなど話題にもなりました。
当日は、残念ながらトウモロコシ畑は収穫時期が過ぎていたそうですが、地元の高校生らしきチームが試合をしていたそう。
そんなロマン溢れる野球場の一角には、誰でも自由にキャッチボールができるよう、古びたグローブとボールが置いてありました。
今まで何人もの人の手を渡り、色々な人の思いを受け止めてきたグローブを使って、フィールドの片隅で映画のラストシーンさながらキャッチボールできたことが至福の時間だったそうです。
皆さんにも心に残る球場や、大切な思い出が蘇る場所はありますか?
次は、メジャー球場めぐりへ。
まずは、シカゴにあるシカゴ・カブスの本拠地リグレー・フィールド。
歴史ある球場で、1932年のワールドシリーズでベーブ・ルースが放った「予告ホームラン」もここで行われました。
球場正面のアールデコ調の赤看板も、ランドマークとして有名です。
続いては、LAにあるロサンゼルス・ドジャースの本拠地であるドジャースタジアム。トップデッキと呼ばれる4階席からのスタジアム全体を見渡せる景観が見ものでした。
どちらも日本人選手が活躍する球団のホーム球場ですよね。
ドジャースタジアムでは実際に観戦もして、本場MLBの臨場感を味わってきたそう。
また、セントルイスにある新しい施設「THE RAWLINGS EXPERIENCE」にも足を運びました。
他にも様々な野球の聖地があるアメリカ。
野球に携わるファクトリーメーカーの一員として、野球大国の空気を肌で感じて、皆さんにもお届けできたらと思います。