大阪本町にあるトライオンのショップ店長 菊野(きくの)が、おすすめアイテムをご紹介する「きくの店長にきく」。前回は、トライオンの中で1番軽いバックパックをご紹介させていただきました。
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今回は、素上げレザーやコーティングレザーとはひと味違った魅力を持つ、秋冬の装いにベストマッチなシボ革(タンブルレザー)の商品をご紹介いたします。
秋冬にベストマッチなシボ革
トライオンのアイテムは、グラブレザーを使って作られていますが、一言でグラブレザーと言っても素上げレザーやコーティングレザーなど、その表情は様々。
その中でも、店長が今おすすめしたいのが、秋冬の装いにベストマッチなシボ革!まずは、その特徴から伺ってみました。
― シボ革の特徴を教えてください
菊野:肉厚で柔らかい肌触りで、持つ人の手に馴染みやすい特徴があります。さらに、キズやシワが目立ちにくいので、バッグが傷ついてしまうのを気にせず、長く深くお使いいただけます。
菊野:こちらの表面にある細かいポコポコとした立体的な模様のことを「シボ」と言います。これは元からついているのではなく、革を手で揉んだり、大きな回転ドラムの中に入れて叩いたり、もみくちゃにしたりして模様をつけているのです。
よく見ると、革の部位によって出方が違うのがよくわかります。柔らかいお腹周りはシボの目が粗く、背中やお尻などハリのある部位は目が細かく小さく出ます。
菊野:シボ革のアイテムは、トライオンの中でも複数展開していますが、今、私がおすすめしたいのは、SHIBO PANELのトートバッグです。シボ革の残革を一つ一つパッチワークでつなぎ合わせて作られているので、革の表情の違いをよりお楽しみいただけるところがポイントです。
また、私の中で、シボ革はお洒落で上品と言うイメージがあるので、特にこれからのシックな秋冬ファッションに合わせるにはぴったりのバッグです!
菊野:この正方形のパネルも、綺麗に整列させるのではなく、敢えて菱形に配置することで、全体の上品さがさらに増しています。
― お客様からはどのようなお声がありますか?
お客様からは、シボ革の綺麗さや上品さにご好評をいただいています。
最初は、ビジネスバッグ用にご購入いただいたものの、「私服でも問題なく持てる!」とマルチユースにお使いいただいているお客様がほとんどです。ビジネスバッグとしての機能はしっかりとありつつも、オンオフ使えるのも魅力ですね。
― こちらのトートバッグ、PANELシリーズの中でもハンドルが長いですね。
菊野:PANELシリーズの横型トートはハンドルの高さが17cmですが、SHIBO PANELのトートバッグは、高さ23cmと長めの作りになっています。体格の大きな男性でも肩から掛けやすいです。
さらに、床においても自立してくれる便利な底びょうもついています!ハンドルは、パタンと折りたためるので、新幹線の荷物入れなどにつっかえる心配も無いです。
菊野:こちらはトライオンのバッグならではの「秘密のポケット」です。ここにポケットがあることをお伝えした時の、お客様の驚かれた素敵な表情をこっそり楽しんでいます(笑)
ポケットの深さは、iPhone12ですと少し頭を出すくらいです。
バッグの中には取り外し可能なジッパー付きポケットが付いています。外せば荷物をざっくり入れられますし、付ければ荷物が遊ばないように、仕切りにもなってくれます。内生地のカラーがネイビーなのも上品ですね。
― サイズ感はいかがでしょうか?
菊野:バッグのサイズは、幅37cm×高さ29cm×マチ14cmで、16インチのパソコンと、B4サイズに対応しています。もう少し容量が欲しい方は、2023年秋冬に新登場した、SHIBO PANELのA3サイズ対応トートバッグもおすすめです!
菊野:トートバッグはデイリーに、ビッグトートは出張やご旅行にもぴったりですね。ビッグトートにも、取り外し可能ポケットや底鋲など、トートバッグと同じ機能が備わっていますよ。
以上、菊野店長が今おすすめしたい、シボ革トートバッグをご紹介いたしました。この秋冬は、長く深く使えて、お洒落さも楽しめるシボ革にぜひ注目してみてください。
次回の【きくの店長にきく】も、どうぞお楽しみに!
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