TRION NOTEブログ

2021-01-29
読みもの

トライオンの“球活”の取り組み

トライオンの“球活”の取り組み

バッグメーカーであり、グラブOEMメーカーでもあるトライオンは、長年野球グラブ製造に携わってきたファクトリーメーカーとして、野球・ソフトボール活性化委員会、通称“球活”と呼ばれる団体の、支援・サポートを行っています。

球活サポートグッズやグラブ関連商品の売上の一部をその協賛金に使わせて頂いたりと、皆さまにも貢献頂いている取り組みの内容についてご紹介します。

球活

少子化などによる野球競技人口の減少が懸念される中、野球を盛り上げるため20のブランドが集まり、日本野球協議会、日本ソフトボール協会、全日本軟式野球連盟を初めとする団体の普及・振興をサポートしていく活動です。私たちはその活動に共感し、一人でも多くの皆さまにお伝えできるよう取り組みを支援しています。

球活

球活を応援するトライオン独自のプロジェクト「TRION 野球しよ!PROJECT」を実施。野球プレーヤーはもちろん、野球ファンや子供たちに向けて、野球の楽しさを伝える活動をプロジェクトを通して支援してきました。また、球活サポートグッズを企画・販売し、他のグラブ関連商品も含めた売上の一部を「球活協賛基金」として寄付させて頂いています。

>TRION野球しよ!プロジェクトはこちら

フィリピンとベトナムの自社工場でバッグとグラブ製造を行っているトライオン。野球グラブ工場見学を企画したり、交流試合で友好を深めたりと、現地ではまだマイナーなスポーツである野球を普及する活動の支援も行っています。

ベトナムでの野球普及活動を行っている団体「日越野球協会」への支援もその一つ。野球が好きで、ベトナムが好きで、また野球界に恩返しがしたいという気持ちを持ったベトナム在住のメンバーが、様々な日本の野球普及活動を行ってきました。ベトナムに自社工場を持つトライオンも、その活動を支援させて頂いています。

そのサポートが実を結んだのが、先日の1月9、10日にホーチミンで行われた「第一回ベトナム硬式野球大会」。

日越野球協会による地道な普及活動によって、チーム・選手も少しづつ増えて来ましたが、練習の成果を発揮する対外試合や大会がありませんでした。そこで、甲子園のような選手達が目標とする大会を開催したい!という思いから、大会プロジェクトがスタート。道具や練習場所も確保できない選手たちの移動費、宿泊費、大会運営、用具寄付など、スポンサーをはじめ球活・クラウドファンディングで支援を募り、大会開催が実現しました。

大会当日は、開会式にてトライオンの球活サポートグッズも紹介していただき、現地での販売の機会を頂きました。

また、現地スタッフ数名が、あらかじめ用意していた道具やグラブレースを使って、選手のグラブを無償で修理。なかなか新しいグラブを買うことができず、紐切れしたものを靴紐や結束バンドで補強して使用していた選手たち。そのグラブを修理し、その中で球活のサポート活動も説明することで、私たちの取り組みに興味を持ってもらうことに繋がりました。

その際に、多くの選手たちからグラブの使い方、ケア方法などについて質問が殺到。そこで急遽、即興で全選手に向けてグラブケアについての講習会も行いました。現地スタッフにとっても、自分たちの商品が選手にとってどれだけ重要なものか理解する、有意義な機会となりました。

ショルダーバッグ

トライオンでは、さらに魅力あるグラブ関連商品の企画・開発を進め、オリジナリティ溢れる商品を送り出していきます。そして、お客さまからの売上の一部を、これからも協賛金として球活に寄付させていただきます。それが、子供たちが野球に触れ合うきっかけとなるイベントや、今回のベトナムでのような支援に繋がり、世界的な野球普及へ繋がると信じています。

これからも球活を通して、皆さまの力をお借りしながら野球の面白さを伝える活動を続けていきます。