トライオンの定番バッグとして、長年愛され続けているのがPANELシリーズのレザートート。
いかにも丈夫そうなモモ(持ち手の付け根部分)のかたちと、それぞれのモモの付け根に二つずつ打たれたカシメ。
どこか懐かしく愛着がわく、その佇まいは、今も尚、たくさんのファンを魅了しています。
アイコニックなマルチカラーも良いですが、今回は、単色のソリッドカラーに注目。ビジネスバッグとしても、デイリーバッグとしても使えるマルチユースなところがポイントです。
今回は、PANELシリーズの中でも人気の3型のご紹介と、旧モデルからのリニューアルポイントをお伝えします!
毎日ラフに使って欲しい縦型トート
トライオンのレザーバッグの元祖とも言える、縦型トートバッグ。
長方形のパネル(良質な残革)をパッチワークで繋げ、素材に新たな息吹と価値を生み出すアップサイクルの精神が込められたバッグです。
A4サイズを縦向きにも横向きにも入れられて、女性が持っても大き過ぎないサイズ感。
満員電車など混雑する場面でも、場所を取らずすっきりお持ちいただけます。
サイズ:幅31cm×高さ35cm×マチ12cm(13インチPC、A4サイズ対応)
持ち手:幅15cm×高さ17cm、重さ:約860g
本体内部:オープンポケット×2、ジッパーポケット×1
本体外部:ミニオープンポケット×1
付属:キーホルダーリング
タフさが魅力のトート横型
A4サイズを入れて、横にペットボトルや折り畳み傘を立てていれられる、ざっくり使えるサイズ感。
ビジネスバッグとしても、お出かけの時も、必要なものを網羅して入れておきたい派の方にもおすすめの使用感で、不動の人気を誇っています。
オールレザーで、このサイズなのに860gと軽量なのも、男女問わず人気がある理由。
開口部は広いため、ファイルやPCなど、横向きで持ち運びたいアイテムが出し入れしやすいつくりです。ジッパー付きで安心。
サイズ:幅39cm×高さ30cm×マチ10cm(16インチPC、B4サイズ対応)
持ち手:幅15cm×高さ17cm、重さ:約860g
本体内部:オープンポケット×2、ジッパーポケット×1
本体外部:ミニオープンポケット×1
付属:キーホルダーリング
デイリー使いに最適!手頃なトート小
小ぶりでシンプルなミニトートバッグ。コンパクトながら、長財布、大き目ポーチなどの必須アイテムにプラスして、ペットボトルも綺麗に入ります。
書類を持ち歩くことの無い方には心地の良いサイズ感で、デイリーに迷わず持ち出せるバッグです。バッグ本体のサイズが、縦24cm×横23cmとほぼ正方形のようなシルエットのため、高さがあるアイテムを横向きにも縦向きにも収納できるのが嬉しいポイント。
サイズ:幅24cm×高さ23cm×マチ10cm
持ち手:幅13cm×高さ9cm、重さ:約450g
本体内部:オープンポケット×2、ジッパーポケット×1
本体外部:ミニオープンポケット×1
付属:キーホルダーリング
愛されるトートバッグのこだわり
1.便利な外ポケット
旧モデルには付いていなかった、外ポケット。お客様から、スマホや定期入れをスッと収納できる外側のポケットが欲しい!といったご要望が多かったことから、採用しました。
大きめのスマホもすっぽり綺麗に収まるよう、深さを調節しています。
2.Dリング
正面から向かって左側(ジッパーのオープン側)には、キーチャームやパスケースのストラップなどを掛けておける、Dリングが付きました。
例えば、外側のあおりポケットにパスケースを入れて、パスケースのストラップをここに引っかけておけば安心ですね。
3.バッグの底鋲なし
いつになっても、賛否両論分かれる底鋲の有り無しですが、こちらのトートバッグは底鋲無しにしました。
本来のトートバッグとは「物を持ち運ぶためのシンプルなかばん」です。起源に相応しいモデルとして、初期型の発売当時のディテールにこだわりました。
4.取り外し式底板付き
トート横型(DPC260)とトート縦型(DPC250)は、底板が取り外し可能に。
旧デザインからのリニューアルの際、最もこだわったのは、「シンプルで無駄を削ぎ落としたトートバッグ=革袋のような感覚で使えるかばん」としての佇まいでした。
そこで、底板を外しても、ボディのかたちを保ちつつ、革の経年変化に寄り添うように変化してくれる芯材を採用しました。
長く使っても、芯材のクセやアタリで革の表情が邪魔されず、まるで芯材を使っていないかばんのような感覚で、革の経年変化をトコトン楽しめる。
見えない部分ではありますが、最もこだわり抜いたポイントです。
5.刺繍ラベル
ジッパーを開けて、中を覗き込むと、ぱっと目に留まる刺繍ラベル。「グラブレザーから生まれたバッグ」であることをここに表現しました。
バッグのカラーによって、内装生地が違うのもポイントです。
6.ジップエンドのかたち
復刻モデルでは、ジップエンドのレザーパーツがホームベースの形になっています。
他のバッグを使っても、最後はこのバッグに帰って来てもらいたい…そんな想いを込めました。
ジッパーの引き手は、野球のバッドの形をモチーフにしています。
「ぐるっと一周して、やっぱりこのかばんに落ち着くよね」
そんなお声をたくさん頂いてきたバッグだからこそ、そんな存在であり続けたい。
長年ご愛用いただいている方にも、始めましての方にも、自信を持っておすすめできる、トライオンの定番レザートートバッグを、是非毎日の相棒に。